「~される」という受身文は、使役「~させる」と混同しがちなので、それぞれ分けてきちんと覚えましょう。受身文では「被」「让」「叫」の介詞を用います。「被」「让」「叫」のどれも使い方はほとんど同じですが、「被」は主に良くない事に対して使われます。
介詞 | 意味 | |
---|---|---|
被 (bèi) | ~れる、~られる | 書き言葉 |
让 (ràng) | ~れる、~られる | 話し言葉 |
叫 (jiào) | ~れる、~られる | 話し言葉 |
■主語 + 被/让/叫 + 人・物 + 動詞
「主語は人・物によって~される」という意味になります。この句は基本的に「~された」後どうなったかという結果を示す必要があるため、動詞の後ろには「了」や結果補語を伴います。
(例)我的钱包被小偷偷走了。 わたしの財布は泥棒に盗まれた。
(例)同学叫老师批评了。 生徒が先生に叱られた。
(例)我买的零食让妹妹吃完了。 私が買ったおやつは妹に食べられてしまった。
■主語 + 没有 + 被/让/叫 + 人・物 + 動詞
受身文の否定を表したい場合、介詞の前に否定を表す副詞を置きます。
(例)我的钱包没有被小偷偷走。 私の財布は泥棒に盗まれていません。
(例)她不会被老师批评。 彼女は先生に叱られるはずがない。
■「被」構文における対象の省略
「被」構文において、「被」の後ろにくる対象をいちいち言う必要がない場合は省略し、「被」の後に直接動詞を置くことが出来ます。「让」「叫」については省略できません。
(例)钥匙被(人)弄丢了。 鍵をなくされた。
■介詞を用いない受け身(意味上の受身文)
主語が動作・行為の及ぶ対象である場合は、介詞「被」「让」「叫」を用いません。
(例)晚饭做好了。 晩ごはんができました。
(例)作业做完了。 宿題が終りました。
これらは
(例)晚饭被我做好了。 晩ごはんが私によってできた。 ×
(例)作业被我做完了。 宿題が私によって終った。 ×
とすることはできません。
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