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中国語の参考書

独学でおすすめ!中国語の参考書(日本版)

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日本の中国語書籍について

北京オリンピック、上海万博あたりから中国ブームとなり、それを機に中国語学習に関する書籍が数え切れないくらい出版されています。 正直なところ、売られている書籍のほとんどはブームにのった金儲け主義のようなものばかりで、そのうえ英語などの語学書籍にくらべ、値段も割高です。はっきりいって、ネット上で調べれば、それらの市販されている書籍よりも多くの有益な情報が得られますが、情報が散らばっているネット上から、体系的に学習しようとすると難しいものがあります。
もし書籍を使って、学習をしたいのであれば、実際に書店に行って自分の目で確かめるのがベストです。

書籍の選び方

 

①書籍のサイズがコンパクトであること。

語学学習は、言語の種類にかかわらず、毎日の積み重ねが大切です。限りある時間を有効に活用するためにも、通勤や仕事や授業の休憩時間などを利用することになると思います。その際に、学習につかう書籍が重かったり大きすぎたりすると、それだけで学習効率を妨げ、やる気をなくす要因となります。できるだけ携帯可能な重さ、サイズの書籍を選んだほうが良いでしょう。

②良質な音声データ付きであること。

語学学習は、五感をフルに使ったほうが効率的なのは言うまでもありません。その際に重要なのがやはり音声です。ただし、音声データがついていれば何でも良いわけではなく、自分の学習スタイルにあわせたものをえらぶべきです。おすすめできないのは、たとえば単語のみで例文を発音しない音声です。単語の発音だけを何度聞いても、実際に自分で話すときに文章を組み立てられないので、何度聞いても話すことはできません。また、音声のスピードは速いものを選ぶべきです。スピードが速いと最初はぜんぜん聞き取れないかもしれませんが、何度も聞いていればそのスピードに慣れます。中国人の日常会話のスピードはかなり速いので、速さに慣れるということはとても重要なことです。

③シリーズ化されたものは注意が必要。

検定対策の場合は、級別にテキストが販売されるので問題ありませんが、1冊でまとめられる内容をわざわざ分割し、シリーズ化して販売している書籍は注意が必要です。こういった書籍の中には、内容を細分化することで、学習者に継続して書籍を買わせて売り上げを伸ばすことを目的としていたり、1冊目が売れたから続編を出して売上アップを目指そうという目的の場合があります。

④中古書籍を購入する。

おすすめしたいのが、中古書籍を購入して学習する方法です。コンピュータなどのように日進月歩の技術と違い、語学というのは、その基本となる文法や単語は長い年月がたってもそれほど変化しません。語学の専門家になるならともかく、たいていの場合は、普通の会話ができるようになることが目的だと思いますので、わざわざ高いお金を払って新しい書籍を買うよりも、数百円の中古書籍を複数冊買ったほうが特です。

いろいろな学習書籍

Why?に答えるはじめての中国語の文法書

多くの中国語学習者が使っている中国語の文法書で、基本的な文法が細かく丁寧に解説されています。手元に是非置いておきたい1冊です。(昔ながらの定番なので、レイアウトや書体が古めですが。。)
ただし、書籍のサイズが大きく、ページ数もあり分厚いため持ち運びには向いていません。また、内容は初級レベルの基本文法に限定されているため、中級~上級者向きではありません。

オールカラー中国語生活図解辞典 DVD-ROM付き

生活関連の3300語彙をイラストを見ながら覚えることができます。中国の普通話、台湾の華語、英語、日本語の計4語で書かれていて、DVDの動画に加えMP3データまでついています。
文字中心の中国語が多い中、五感を使って学習できる完成度の高い教材だと思います。

※現在では、似たようなものが、スマホの中国語関連アプリでいろいろとあるので、そちらのほうが便利かもしれません。私は、書籍派なのでこちらのほうが好みです。

例文で覚える中国語類義語1000

たとえば、「安排」「安置」「布置」のような類義語の違いが解説されており、全部で1054語掲載されています。また、例文の音声がCD2枚に収録されているので、効率よく学習できます。ただ、文法的な解説の踏み込み度が浅いのが残念であること、ページの空白が多いのでもっと空白を詰めればコンパクトになってよかったのにと思います。

「キクタン中国語」シリーズ

最低限必要な単語を一通り網羅して勉強したい場合に有効です。書籍の内容は、左右見開きで例文が掲載されているので使いやすいです。CD音声は単語と単語の意味のみの発音で、例題については発音していません。こまかい文法の説明や似たような意味・用法をもつ単語の使い分けなどの解説はないので別途辞書が必要になります。
英語や韓国語でもキクタンシリーズが出版されていますが、やはり例文の音声が収録されていないとリスニング力はつかないと思います。ただ、中検に対応した単語が網羅されているようなので、中検受験者には良いでしょう。

なお、紫色の「慣用句編」は、慣用句の学習ができるので個人的には「買ってもOK」だと思います。

「ゼロからスタート中国語」シリーズ

このシリーズは「文法編」、「会話編」、「文法応用編」、「単語BASIC1400」、「会話編」に分かれており、「文法編」は初心者にとってはわかり易いです。「単語BASIC1400」については、内容が少々中途半端な感じで、また、これに続く中級、上級の単語集がないのも残念です。
2015年には「新ゼロからスタート中国語 文法編」が出版されていますが、旧版とそれほど変わらないような気がします。

「瞬訳中国語」シリーズ

このシリーズは「初級編」、「初中級編」、「中級編」に分かれています。それぞれ700フレーズを掲載しているので、これらをマスターすれば相当な語彙力がつきます。誤植が少し多いのと、CDの発音速度が遅いなどいくつか気になる点もありますが、語彙力アップにはもってこいです。

「通訳メソッドを応用した」シリーズ

このシリーズは「中国語短文会話800」、「中国語難訳語500」、「中国語文法」、「中国語中級会話700」、「速読で学ぶ中国語通訳会話」があります。どこの書店にいっても置いてあるので掲載しましたが、個人的には内容のわりに書籍を分けすぎていいて使いにくいと思ったのと値段が少々高いと感じたので、人を選ぶ書籍だと思います。

「口を鍛える中国語作文」シリーズ

このシリーズは「初級編」、「中級編」、「補強編」があり、「語順習得メソッド」という語順を意識した学習方法を重視しています。文章の内容は好みが分かれるところですが、他の日本語版の初級から中級の書籍にはないけれど、中国語版のテキストでよく出てくる文法が多数含まれているのが良いところです。

なお、2017年に、新版として「初級編」、「中級編」、そして待望!?の「上級編」が出版されていますが、Amazonの評価をみると残念ながら旧「補強編」の焼き直しのようです。

「新発想」シリーズ

アスク出版のこのシリーズは「中国語の発音」、「言葉遊び・漢詩編」、「基本動詞・形容詞300①」、「基本動詞・形容詞300②」があります。さまざまな単語や語彙をイラストつきで解説しているので、文字による解説だけでは覚えにくくかったり、途中で飽きたりするような学習に慣れていない方には便利です。初心者向けです。CDはスピードが遅すぎて人によっては使いにくいかもしれません。

「ビジネス中国語単語」シリーズ

このシリーズは「ベーシック1000」と「パーフェクト1400」の2種類があります。音声CDはついていませんが、かわりにMP3データをWebサイトからダウンロードする形式になっています。音声データは、「単語→例文の日本語→例文の中国語」の順になっています。キクタンなどの単語シリーズと違ってビジネス用語が満載なので中~上級者向けといえます。なお、文語、口語が混在しているので書き言葉、話し言葉の違いを区別できるようになってから読むのがよいでしょう。

真剣に学び続ける人の中国語教本」シリーズ

このシリーズは「入門」と「初級」、「中級」の3種類があります。文法別に例題が並んでおり、良くまとまっています。各種とも1ページ当たりの次数が少ないので見やすくなっていますが、その分、空白や行間が多く、教本というよりは一通り学習した方が確認のために使うのに合っている気がします。CDは中国語のみの発音になっています。

ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル」シリーズ

このシリーズは「基本の表現編」と「補語編」、「一歩進んだ表現編」「重要構文編」「複文編」の3種類があります。映像を見ながら文法を学習できますが、注意点としてはDVDプレイヤー用の映像ではなく、DVDの中にPC用の映像データが入っているというところです。テキストはPDFデータで収録されており、MP3の音声データも収録されているのでスマートフォンなどにいれて持ち運ぶことも可能です。
レベル的には初級~中級くらいで、関連動画として「カエルライフ中国語サイト」というのがあり、こちらと併用するとかなり効率的な学習が可能となります。

 

「本気で学ぶ中国語」シリーズ

このシリーズは「基礎」と「中級」、「上級」の3種類があります。ほぼ全文にピンインがついており、CDもほぼ全文を読み上げているので学習しやすいと思います。レイアウトと太字の書体が若干見づらい気がしますが、文法解説は詳しく書かれています。上級については、残念ながら中検でいうところの2級レベルなので上級レベルの検定対策には向いていません。

 

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